妊娠中の体調管理と栄養管理は摂取方法で変わる

妊娠後期の過ごし方~栄養バランスの偏りを防ぐ~

妊娠後期に入ると、ゆったり出産予定日までの時間を過ごしていることでしょう。ここでは妊娠中の妊婦の体の変化と食事の摂り方についてアドバイスをいたします。

妊娠後期の体の不調

お腹に触れる人

32週以降の妊娠後期に入ると、胎児がほぼ新生児と同じ大きさまで育ってきます。そのため、子宮が胃腸や臓器を圧迫するようになります。こうした状況から、「後期つわり」などと言われる吐き気が始まる他、小食になると言った不快感が現れます。妊娠中、つわりの時期の次に、食欲を失いやすくなる時期です。胎児の成長とともに貧血が強くなることも考えられますので、妊婦健診の際の貧血検査は特に大切になります。

後期に差し掛かったママたちの声

中期頃に起こった胃もたれや胸やけが本格的に辛くなりました。(20代/ゆきさん)

つわりが終わった妊娠中期頃から胃もたれや胸やけの症状に悩まされていますが、週数を重ねるごとに、胃もたれが強くなってきて辛いです。ご飯もたくさん食べられず、困っています。赤ちゃんはすくすく育っているけれど、栄養を分けてあげる役目の私がご飯を食べられないので母子の栄養状態に不安を覚えます。

圧迫感がすごくて、ご飯を食べると気持ち悪くなりました。(20代/みほさん)

32週を過ぎたころから、胃の圧迫感をものすごく感じるようになりました。胎動も大きくご飯を食べると気持ち悪くなり、つわりの再来かと思うほどです。思うように食べられないので、ちょっとツラいです。上の子の妊娠中はこのような症状が全くなかったので、不安にも感じます。

食事の回数を分ける

子宮が大きくなっているために胃が圧迫されているのが、胃部不快感の原因です。胃酸が逆流することで吐き気や胸やけが起こります。食事が摂りにくいというのであれば、食事を作り置きして、小分けにして食べることをおすすめしています。少量であれば消化しやすいですし、食べる回数を増やして対処すれば、胎児と母体に必要な栄養を摂取することができます。妊娠中は食べられないことに悔むよりも、ほんの少し食べるだけで体に必要な栄養を確保できることを実践していきましょう。

サプリメントで対策

妊娠後期から正期産に入るまでの期間が一番胃の不快感が強い時期です。出産が近くなると、胎児が子宮口に近づいてくるので、圧迫されていた胃が解放されます。胸やけや胃部不快感が続く時期は食事を小分けにして食べます。胃の圧迫感がなくなったら、妊娠中のトラブルで食事制限を受けている場合を除き、通常量をしっかり食べるように心がけましょう。でも、この食事量の変化が妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群の引き金になる可能性も否めません。食事の時間を決め、薄味で消化の良いものを選んで食べるようにしましょう。

成分に着目

妊娠中に妊婦が積極的に摂取してほしい栄養成分は、葉酸・カルシウム・鉄・ビタミンCです。この4つの成分は食事から摂取することが望ましいのですが、先に挙げた不調などでなかなか食事だけでは実現しにくい現状があります。そのためサプリメントで補うことも大切です。

出産後のことを考える時期

妊婦イラスト

妊娠32週を過ぎると「入院道具を準備する目安」とも言われています。出産前の緊張感が高まる時期ですが、それと同時に産後の生活のことも考えなければいけません。ここでは2人目の出産についてクローズアップいたします。

2人目の出産

一般的に「お産は水もの」と言われており、三者三様それぞれの出産パターンは異なります。一人目が破水からのお産だったけれど、2人目は陣痛促進剤を使ったということも。ただし、経産婦の方が子宮口や産道の開きが早いため、スピードお産につながりやすいです。その反面、前回の出産から3年以上間が開くと、初産と同様のお産スピードになりやすいとも言われています。いろいろな説がありますが、「お産は水もの」です。そのため大事を取って、経産婦は陣痛が20~15分間隔になったら産院へ行こうと妊娠中から指導されているのです。

出産準備を整える際のQ&A

2人目の出産を控えているのですが、どのように準備を進めればいいですか?
入院準備の場合は、第一子出産の時と同じように揃えましょう。第二子だから準備不要な物は全くありません。自宅で赤ちゃんを迎える準備を行う場合は、ベビーバスやおむつ、ミルク類の準備は最低限行います。また第一子と年齢が近い場合、赤ちゃんを静かに寝かせて置けるベビーベッドは必須です。上のお子さんを世話しながらの準備は大変ですので、ご家族からのお手伝いを受けてくださいね。
出産に備えて準備するものを教えてください。
出産時には5日~10日ほど入院することになります。赤ちゃんの身の回り品の準備に追われてしまいますが、一番大事なものはお留守番することになる上のお子さんの身の回り品です。パパやおばあさま達が困らないよう、洋服や下着の準備をしておきましょう。大好きなバスタオルや毛布、お気に入りのおもちゃの場所をきちんと引きついでおくとママの気持ちが楽になります。赤ちゃん用品は、肌着と新生児用の服は5~6組ほど準備します。紙おむつや粉ミルクの準備も確実に行いましょう。ネットスーパーやネット通販のアカウントを取得しておけば、産後に赤ちゃん用品が足りない!と焦る前に注文ができ、翌日には届くので安心です。

出産間近!元気な子供を産む生活

外出
妊娠後期の外出は散歩や買い物程度であれば意欲的に取り入れて行きましょう!飛行機を伴う里帰りは32~34週頃までに済ませましょう。自動車での遠出は気分転換にもつながります。適度に休憩をはさみながら無理のない旅程であれば日帰りでおでかけしても良いですね。37週以降は近場であっても破水時の対策として新生児用の紙おむつを数枚、携帯します。また、突然の出産に対応できるよう「家族連絡先・産科病院の連絡先と担当医名・あなたの名前と生年月日・住所・出産予定日」を記載したメモを持ち歩くことも一案です。
気分転換に散髪
妊娠中だからこそしておきたい事の一つとして、美容院でヘアカットをすることをあげておきます。産後は授乳が必要な赤ちゃんを置いて出掛けられないという理由から、なかなか美容院へ出向けません。また、抱き上げたときに赤ちゃんの目に毛先が入る可能性もあります。まとめやすい長さで揃えてもらうとよいですね。カラーやパーマも良いですが、次にいつ美容院へ行けるかわからない場合は、お休みした方がよさそうです。お腹が体を圧迫するためシャンプー台や椅子に座りにくいという場合もあるので、注意してくださいね。
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